一戸建て住宅は築年数が経過すると不動産査定価格も下がる

一戸建て住宅は築年数が経過すると不動産査定価格も下がる

一戸建て住宅はマンションやアパート等の集合住宅に比べて、築年数が経過すると不動産査定価格が下がりやすいです。
集合住宅の場合は土地の価格は含まれず一部屋当たりの取引となる場合がありますが、一戸建て住宅は土地の価格と住宅の価格で別々で考えるのが一般的です。
土地の価格は周りの相場と共に上下しますが、余程田舎だったり何らかの理由で人口密度が急激に減ったりしない限り、価値がゼロに近くなる事は少ないです。
しかし木造の一戸建て住宅の場合、不動産査定額は20年でゼロになってしまいます。
分譲マンションに比べて木造家屋の場合、定期的にメンテナンスや補修、設備を交換する事で長期間住む事が出来ますが、やはり鉄筋コンクリート造と比較すると老朽化しやすいというのが住宅市場での評価になります。
築年数が10年で不動産査定額は50%を切り、20年を過ぎると10%を下回ります。
この理由としては、木造家屋の法定耐用年数が22年である事です。

不動産査定では建物価格をどのように評価するか

不動産査定をする場合には、建物価格をどのようにして評価するのか気になるところです。
不動産査定といっても土地と建物の2種類がありますので、それぞれの評価の仕方を見ておくのが良いでしょう。
土地に関しては、工事価格や路線価などを参考にした方が良いかもしれません。
一般的には路線価が参考になると言われており、しかもこれはインターネット上で見ることができます。
つまり、道路の場所によって金額が違うわけですが同じ道路沿いならばほぼ同じ金額といったようです。
ただ大通りなどが交わる場合には、少し状況が変わってくると言って良いかもしれません。
建物価格は、その建物の築年数や条件等によって異なります。
築年数が古いければあまり価値がないと考えて間違いありません。
築20年以内であれば1,000,000円以上の金額になるケースもありますが、20年以上経過するとどのような条件であっても0円2近くなると考えて良いです。
それ故、古い建物はあまり期待しない方が良いかもしれません。